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PowerToysでウィンドウを常に手前に表示する方法

資料を見ながら入力したいのに、別のアプリをクリックすると 資料のウィンドウが後ろに隠れてしまう。 そんな小さな面倒を、PowerToysの 「Always On Top(常に手前に表示)」で解消できます。

こんなときに便利

  • 資料を見ながらExcelに入力したい
  • メモ帳を表示したまま別のアプリを操作したい
  • 電卓を画面の隅に置いたまま計算したい
  • 動画や説明ページを見ながら作業したい
  • 確認用の小さなウィンドウだけ常に表示しておきたい

ウィンドウを何度も切り替える回数を減らせるので、 複数のアプリを同時に使う作業で特に便利です。

「常に手前に表示」とは

「常に手前に表示」は、Microsoftの無料ユーティリティ 「PowerToys」に含まれている機能のひとつです。

PowerToysでは左側のメニューに 「Always On Top」と表示されていますが、 設定画面では「常に手前に表示」という名称で表示されます。

指定したウィンドウを他のウィンドウより手前に固定できるため、 別のアプリをクリックしても、そのウィンドウが後ろに隠れません。

PowerToysの常に手前に表示の設定画面
PowerToysの「常に手前に表示」設定画面

使い方

1. PowerToysを起動する

PowerToysを起動し、 「Always On Top」の「常に手前に表示」が オンになっていることを確認します。

2. 手前に表示したいウィンドウを選ぶ

ブラウザ、メモ帳、電卓など、 常に表示しておきたいウィンドウをクリックして アクティブな状態にします。

3. Win + Ctrl + T を押す

キーボードで次の3つのキーを同時に押します。

Windowsキー + Ctrl + T

初期設定では、これが「常に手前に表示」を オン・オフするショートカットです。

有効になると、初期設定ではウィンドウの周囲に 色付きの境界線が表示されます。

PowerToysの常に手前に表示で電卓を固定した例
電卓を「常に手前に表示」にした例。青い境界線が表示されています。

4. 別のアプリを操作する

そのまま別のウィンドウをクリックしてみます。

通常なら後ろに隠れるはずのウィンドウが、 画面の手前に残ったままになります。

解除する方法

手前に固定されているウィンドウを選び、 もう一度 Windowsキー + Ctrl + T を押します。

これだけで固定が解除され、 通常のウィンドウに戻ります。

実際に使うと何がラクになる?

資料を見ながら入力できる

PDFやWebページに書かれている内容を見ながら Excelや業務システムへ入力するとき、 ウィンドウを何度も切り替える必要がなくなります。

「資料を見る → 入力画面へ戻る → また資料を見る」 という細かい往復を減らせます。

電卓を置いたまま作業できる

電卓を小さくして画面の端に置き、 「常に手前に表示」で固定しておけば、 Excelやブラウザを操作しても電卓が隠れません。

計算結果を見ながら別の画面へ入力するときにも便利です。

メモを見ながら作業できる

作業手順、確認事項、コピーしたい文字列などを メモ帳に書いて固定しておく使い方もできます。

「少しだけ見ながら作業したい」という場面では、 画面をきっちり分割するより手軽です。

ショートカットは変更できる

初期設定では Windowsキー + Ctrl + T ですが、PowerToysの設定から変更できます。

  1. PowerToysを開く
  2. 「Always On Top」を選ぶ
  3. 「アクティブ化のショートカット」を変更する

普段使っているアプリのショートカットと重なる場合は、 自分が覚えやすい組み合わせに変更しておくと便利です。

青い境界線は消すこともできる

「常に手前に表示」を有効にすると、 初期設定では固定したウィンドウの周囲に 色付きの境界線が表示されます。

PowerToysの設定にある 「ピン留めしたウィンドウの周囲に境界線を表示する」 をオフにすれば、境界線を表示しないようにもできます。

境界線の色や不透明度なども設定できるので、 固定されていることを分かりやすくしたい場合と、 見た目をすっきりさせたい場合で使い分けられます。

固定するときの音も変更できる

初期設定では、ウィンドウをピン留めするときに 効果音が鳴る設定になっています。

音が不要な場合は、 「ウィンドウをピン留めするときに音を鳴らす」 をオフにできます。

特定のアプリを除外することもできる

「除外するアプリ」を設定すると、 指定したアプリでは 「常に手前に表示」が働かないようにできます。

誤操作で固定したくないアプリがある場合に便利です。

うまく固定できないとき

ショートカットを押しても動かない場合は、 次の項目を確認してみてください。

  • PowerToysが起動しているか
  • 「常に手前に表示」がオンになっているか
  • アクティブ化のショートカットが変更されていないか
  • 対象のアプリが「除外するアプリ」に登録されていないか

まとめ

PowerToysの「常に手前に表示」は、 「このウィンドウだけ見ながら作業したい」 という場面を簡単に解決できる機能です。

基本操作は、 手前に置きたいウィンドウを選んで Windowsキー + Ctrl + T を押すだけです。

資料、メモ、電卓などを何度も表示し直しているなら、 一度試してみると日々の作業が少しラクになります。

参考

機能名や設定内容は、 Microsoft公式のPowerToysドキュメントを参考にしています。